2016ヨーロッパドライブ旅・その11~イタリア・ピエモンテ州・バローロの村と美味しい料理、リグーリアのすごいトンネル

イタリア・ピエモンテを散策中。
昨日のモンフェラートからバローロの村へ向かっています
ひたすら葡萄畑が続く風景。
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相変わらず天気は優れませんが、
仕方がない事なので楽しんでいきたいと思います。

有名なイタリアワイン、ワインの王、王のワインと謳われる
「バローロ」を産出するバローロの村です。

バローロと一言で言うなかれ。
村内の地域によって、またはクラシックな作り方かモダンかで、
これほどまでに味わいが違ってくるワインも中々ないでしょう。
ネッビオーロ種という単一の葡萄のみで作られている事から
(同じく赤はピノ・ノワール単一で作られる)フランスのブルゴーニュと
よく似ている部分があります。
作り手によって、畑によって、地域によって、様々なニュアンスを持ったワインが作られます。
重厚な物から比較的フルーティで軽いものまで
その味の幅の広さは、ブルゴーニュに比べてはるかに複雑多様であり
また、非常にローカルな部分も色濃く残っていて
ある程度の統一感がある「スーパートスカーナ」などとは完全に一線を画しています。

多様性というのはイタリアワイン全般を指す言葉ではありますが
バローロはその多様性を端的に語る象徴的な地域だと思います。

そのバローロの村の中心部の駐車場に車を入れて
村内を散策開始です。
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こちらはエノテカ(ワインショップ)と、併設された「コルク抜き」の博物館。
コルク抜きだけで博物館が成立してしまう所は、さすがワインの国。

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そして、こちらがバローロのワイン博物館
バローロ村の各地域から集められたワインショップも併設されていて
拝観後にゆっくりとワインを購入できます。
村内の各地域ごとにしっかりと区分けされ、豊富な品揃えで見応えがあります。
(ヴィンテージはそれほどなくて残念ですが)
我々もたくさん買い込みました。

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しかし博物館の展示内容は、、微妙です(笑)
何とも言いようがないセンスの展示物が多く、ある意味ウケますが
学術的に為になる物は殆どありません・・

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ただし、建物の窓から眺めるバローロの村は素敵です。
これだけでも入館する価値はあるかも??しれません・・
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こちらも博物館からの風景、とても素敵ですが
期待していた「どこまでも続くバローロの丘」というイメージには出会えず..。
やっぱり天気がイマイチなのが非常に悔やまれます。P4021649.jpg
 
博物館を出て村内をそぞろ歩き。
wi-fiがあるのが嬉しいですね。旅人にとってwi-fiは非常に助かります。
最近は日本でもfree wi-fiが飛んでいる場所が増えて随分便利になってきましたね。P4021669.jpg 
バローロの村を離れて
地元で有名な美味しいリストランテを訪ねます。

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このリストランテはバローロよりもっと小さな村の、
しかも村外れにひっそりと建っているのですが(探すのが大変でした)
ビックリするほどたくさんのお客様で賑わっています。
それほどお料理が美味しいという事です。
周囲はリストランテ以外になにもありません。
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いつもは食事の内容は秘密にしているのですが
今日は特別にお料理をほんのちょっとだけご紹介します。
アニェロとベルデューラのアロスト
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カペサンテとカルチョフィ
ちょうどカルチョフィが時期だった事もあって、とても美味しかったです。
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イタリア料理はシンプルで美味しいです。
幸せな食事のあとはピエモンテの爽快な風景の中をひた走り
一気に山を下り、リグリア海を目指します。

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サヴォナ/Savonaで地中海(リグリア海)に到達、
リグリア海沿いの高速道路を東進し、ジェノヴァ/Genovaを抜けて
海沿いの小さな町セストリ・レヴァンテ/Sestri Levanteに到着
とうとう海に来ました。
標高3842mから0mまで下りてきたと思うと、なかなか感慨深いものです。
ここから今夜の宿泊地ディーヴァ・マリーナ/Deiva Marinaへ向かうのですが、、

遠回りだけど安心な、山側の高速道路から行く道と
近道だけど心配な、海沿いの細い道を行くルートと2通り。

ここはイチかバチかで海沿いを行くことに(笑)

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海沿いを行くと、こんな交互通行のトンネルがありました。
断崖を貫く道が非常に細い事を示しているのですが
ただいま信号機は赤。
前の車の運転手はドアを開け車から降りて周辺を散策しています。
なかなか青になりません。
それもそのはず、電光掲示板の数字が判りますでしょうか?
「15・35・55」
これ、毎時15・35・55分にしか青にならないんです。
つまり反対側は毎時5・25・45分にしか青にならないという事。
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時間が来て、青になって、トンネルに入ると
もちろん、中では車がすれ違う事はできないのですが、その距離が長い事!
あまりに暗く、長くて、反対側から車が来そうな気がして本当に怖いです。
しかも、こんな交互通行のトンネルが
目的地のディーヴァ・マリーナまで3本も続きました(笑)

それでも山側から回るより早い道です。
ディーヴァマリーナの先は世界遺産チンクエテッレなのですが
陸の孤島、チンクエテッレにはこの道すら通じていません。
その昔、チンクエテッレは海上から船で入る以外にアプローチできなかった地域です
それだけ海沿いに道を作るのが困難だというわけですね。

チンクエテッレにほど近い海沿いの小さなリゾート地
ディーヴァ・マリーナに到着しました。
日本人にはほとんど知られていませんが、チンクエテッレ観光の拠点としても便利な街です。

今夜はこのガラス張りのリストランテでお食事です。
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整備の行き届いたプロムナードに人影は少なく、この環境を贅沢に貸し切り。
リグリア海に沈む夕日が美しいです
海もまた良しですね!
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レストランのお隣り。こんな小さなホテルですが環境は抜群!
もちろん目の前はリグリア海。
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海の見えるレストラン、最高です。
 美味しいシーフードをこれでもかと堪能しちゃいます。s20160402_175447252_iOS.jpg 
おなかを満たした後は、部屋で波の音を聞きながら旅の疲れを癒して、
翌日は世界遺産・チンクエテッレを目指します。


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