2016ヨーロッパドライブ旅・その12~今日は電車で世界遺産の村チンクエテッレへ!

本日の宿は世界遺産に登録されているチンクエ・テッレに程近い
ディーヴァ・マリーナ/Deiva Marinaという海沿いの小さな町。
チンクエテッレ方面への鉄道の駅もあり、観光の拠点としても便利な位置です。

朝、部屋の窓から眺めるリグリアの海。
今日はこれからチンクエテッレに向かいます。
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その前に腹ごしらえですが
このホテル廊下の壁には所狭しと絵画が飾ってあり、
また、レストランには絵皿がびっしりと飾られています。
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なかなか、これはこれで面白いですね。

昨日、チェックインの時に対応してくださった方が
「このホテルのスタッフは私以外は、イタリア語しか話せませんし、
私は明日お休みなので質問は今日のうちに」と、英語で言っていましたが
ま、その辺は問題ありません。
それだけローカルな所なんだなと思うと、かえって嬉しくなります。
イタリアの人は気さくな方が多いですしね。
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食事がすんだら
まずは車でレヴァント/Levantoの町まで移動します。
レヴァントの駅はチンクエテッレの入り口になっていて、
駅前に大きな駐車場があり、車で来た人はここで鉄道に乗り換えてチンクエテッレを観光します。
つまりパーク&ライドというわけです。
まずは購入するのがチンクエテッレ・パスという、
チンクエテッレの5つの村を挟む両端の街、レヴァント~ラ・スペツィア/La Spezia間で
鉄道が乗り放題の切符です。
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チンクエテッレは「5つの土地」という意味で文字通り5つの村から構成され
5つの村はラ・スペツィア側から見て
リオマッジョーレ、マナローラ、コルニリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレ
の順で並んでいます。
レヴァントから見て一番奥のリオマッジョーレまで一気に行き
一駅ずつ戻ってくる作戦で出発です。

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チンクエテッレは元々陸の孤島だったところです。
島ではなく、陸続きでありながら、海上からしか交通手段がない所。

陸の孤島と言えば、北海道に雄冬という所があって
昔々「駅~STATION」という映画の中に登場して強烈に印象に残った場所です。

雄冬もすでに陸の孤島ではなくなりましたが、
その後、日本の陸の孤島とチンクエテッレの展開の違いは
やはり村の数や景観なのでしょうか?鉄道なのでしょうか?
両者の差はどこからくるのか分かりませんが
チンクエテッレは今や世界遺産に登録され、世界中から観光客が押し寄せ
入境制限が必要なほどの賑わいを見せています。

電車は海際ギリギリを
いくつものトンネルをくぐりながら、チンクエテッレの村々を貫いて走ります。
車窓からアジア人らしきカップルの姿を見かけました。

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最初に降り立ったのがリオマッジョーレ。
トンネルとトンネルに挟まれた僅かなスペースに駅が設置されています。
ホームの一部はトンネルの中。P4031696.jpg 
こんな感じでトンネルの奥にもプラットホームが続いていて
奥からどんどん人が降りてきます。
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これが駅前で、ここから街中へ通じているトンネルを歩きます。
駅前には観光客がいっぱい!
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上の写真の中央奥あたりに
下の写真のようなトンネルの入り口があって
街中までは結構歩きます。
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やっとリオマッジョーレの街に出ました。
正直言ってあまりきれいな街並みじゃありませんが
取りあえず、街の高台に登ってみる事に。
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上を見上げるとなんだかイタリアっぽいですね。
ナポリの風景でもこんな感じの物を見たような気がします。
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明るい陽射し、柑橘の木がたくさんあって、まさに南欧の風景です。
気温も高く、数日前まで雪山にいたとは思えない気候の違い。
あちらはまだ冬、こちらはすでに初夏の印象。
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こんな風景に出会えた事に感謝して。
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隙間からちょこっと顔を出す海がいいですね。
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マナローラの駅です。こちらも急カーブとトンネル。
色々と地形の制約があるんでしょうね。
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これぞチンクエテッレ!!っていう写真なのですが、いかがでしょうか?(笑)
海沿いに各村をつなぐ遊歩道、確か「愛の道」とかいう恥ずかしい名前の、、
その遊歩道から撮っています。
気温もちょうどよくてお散歩には最高ですが、
2駅目にして、もう相当疲れています。
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3つ目!コルニリア。
なんと、この駅のそばに村はありません。。
村は写真後ろ(写真がありませんでした)の丘の上。
駅前から村の中心部までの無料(多分)シャトルが往復していますが、
小さなバスに人がいっぱい乗っていて、なんだか疲れる気分。
ここは残念ながら、村内へ向かうのをパスして、
駅で次の電車まで、休憩がてらダラダラと30分待つ事に。

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ぼー。
↑↑(ぼーっとしている音)
眠くなります↓↓
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これが4つ目、ヴェルナッツァの街。
この村でランチしました。
ここでテイクアウトで食べたフリットミストがすごく美味しかった。
小さなお店だけど、すごい行列で、
イタリア人も観光客もみんな美味しそうに頬張ってました。
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5つ目、モンテロッソアルマーレ
もうだいぶ息切れしてます(笑)
明らかに一番大きな村で(このレベルだと町だな。)
ビーチもあって、お店もたくさんあって、人もいっぱいです。

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5つの村、それぞれに魅力があって
これだけ人がたくさん集まってきて
なんだかヨーロッパってすごいな、と思ってしまいます。
(ま~当然の話ですが、雄冬に鉄道が通ってもこうはならないでしょ)

4月初め。日本が観光シーズンではない事もありますし、
イタリアで日本人に人気がある町から遠い事も一因かもしれませんが
チンクエテッレでは日本人をほぼ見かけませんでした。
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5つの村を巡ったので、これで車を停めてあるレヴァントに戻ります。
一日歩いて、すごく疲れました。
チンクエテッレには、村と村を結ぶ航路もあって、
ガイドブックには一駅くらいは船で移動するのもお勧め、と書かれています。
電車だと一駅は5分くらい。運が悪いと座れません。
船なら30分くらいは掛かるでしょうから、
そのくらい休憩しながら移動した方が楽かもしれませんね。

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チンクエテッレのおさらいです。
5つの村で乗り降り自由の「チンクエテッレパス」は
トレニタリア/Trenitalia(イタリア国鉄)の窓口(切符売り場)では売っていません。
切符売り場とは別に「チンクエテッレ・ポイント」という窓口が各駅にあって
販売・取り扱いはこちらのみとなります、ご注意を。
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これも、旅慣れた方のブログを見れば皆さん書いている事ですが、
切符を買ったら打刻をお忘れなく。
打刻機はこちら。駅の中にたいてい数か所は設置されています。

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打刻をしないで列車に乗るとペナルティの対象となり、これは案外厳しく取り締まりを受けます。
ここチンクエテッレでも
猛烈に声の大きい女性車掌が一人ひとり、しっかりとチェックしてました。
日本人はその辺が「分からなくて」「知らなくて」「うっかり」とかで曖昧になりがちですが
見逃してもらえる可能性は低いです。

打刻のない切符は「未使用」となり、
再びそれで乗車できてしまうという意味になります。
ヨーロッパの観光立国では、きっとそういう不正をする外国人観光客が多いんでしょうね。
問答無用で罰金の対象なのも当然だと思います。

さてさて、楽しかったチンクエテッレを離れ
車はリグリア海を一気に西進し、ジェノヴァ、サンレモを通過し
国境を越え、再びフランスに入国して最初の町、
コートダジュールのマントンにやってきました。
マントンは2月に行われる盛大なレモン祭りや、
詩人であり芸術家のコクトー/Cocteauゆかりの地としても有名です。
ビーチの奥に縞々に見える建物がCocteauのミュージアムです。
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観光の町ですからカジノもあります。
これはスーパーマーケットのカジノじゃなくて、ギャンブルをするカジノ。
フランスにある程度通じている人はフォントを見るだけで、どっちだか判ります。
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今日はもう日が暮れてきました。
明日からはコートダジュールを駆け回ります。

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